元パチンコ店員のCRエヴァンゲリオン11-いま、目覚めの時-の辛口感想

2016年12月に導入、ビスティから発表のエヴァ待望の新台、CRエヴァンゲリオン11-いま、目覚めの時-。
エヴァという人気コンテンツということもあり、ホールも大量に導入しています。
けど、コレ面白いの?と思う点が多々ありましたので、元パチンコ店員として・元パチンコユーザとして辛口評価をしていきたいと思います。
なお、この新台に対して高評価のファンの方もいると思いますが、当ページの感想は僕個人のものですのであまり気にしないで下さい。
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~スペック面のチェック~
大当たり確率…1/319
高確時…1/39
確変突入率&継続率…65%
時短…100回
~大当たりの内訳のチェック~
当たり種類 | 電サポ | 割合 |
---|---|---|
15R確変 | 次回まで | 34% |
5R確変 | 次回まで | 13% |
突然確変 | 次回まで | 18% |
5R通常 | 100回 | 35% |
当たり種類 | 電サポ | 割合 |
---|---|---|
15R確変 | 次回まで | 58% |
5R確変 | 次回まで | 7% |
5R通常 | 100回 | 35% |
メイン出玉は15R(1800玉)or5R(600玉)の2種類のみ。
したがって単発のとき、1/319を引いて600玉をゲットしただけで終了する恐ろしさはヤバメ。
確変中の確変継続のほとんどは15R(1800玉)だけど、通常大当たりの出玉の少なさというリスクを考えると割には合わない。
しかも所詮は65%の継続率なので、大量出玉は夢のまた夢か。
ほとんどの出玉アリ大当たり=1350玉だったエヴァ7の方が安定感はあるのは間違いなし。
ここまでのスペックだけ見ると、大きな問題はなさそうだけど、7以前の過去の作品の方に軍配が上がるでしょう。
第1印象:★★☆☆☆
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~演出面のチェック~
んじゃ、演出面をYou Tubeで確認です。
0:10~…この地味な全員集合背景、スキ。
1:20…連続演出は、あくまで連続しないと期待できないんだね。イラネ。
1:38…タイマーのカウントが早いwwwカウントダウンにならねえ!!
1:56…ロンギヌスの槍で一瞬で上位リーチへ。すごく良い!!
2:57…安っぽい役物。
「○○モードはチャンス」とか、ストーリー解説とか、端っこのほうのチュートリアルは無駄でしょ。
とりあえず、エヴァ9やエヴァ10よりは改善されている印象。
あとは演出バランスや、不要な演出の排除をどの程度できたか次第だったけど、安定したビスティの学習能力、無駄な演出の多さは「さすが」の一言。
それでも導入後、即通路になる程デキは悪くはないでしょう。
最終評価:★★☆☆☆(コンテンツを評価)
ではここからは、軽く各演出の減点ポイントにふれていきます。
ロゴフラッシュ
リーチのたびに白く光る。
仕事しすぎて役物演出としてのありがたみを全然感じない。
不要な演出だと気づかないのか。
先読み
ATフィールドフラッシュみたいな「派手なくせに超低信頼度」の先読み。
要らない演出まで復活させたセンスには脱帽。
信頼度ほぼ0%のノーマルリーチを先読みして誰が喜ぶのか。
擬似連
エヴァといえば「擬似連=アツイ」
擬似2でもアツくなくてはいけない。
不評な「擬似連の安売り」をいつまで続けるのか。逆にすごい。
リーチ
リーチの種類が多すぎ。全回転が5種類?そんなに要らないでしょう。
選べるリーチ?
選べなくても問題ない。
保留変化
青保留は仕事をしない。
意味のない演出はユーザーの反感をかっているんだよ?
確変中
保留4で回せる仕様のくせに、とにかくリーチ発生率が高すぎる。
偶数図柄リーチでもガッカリしなくて済む反面、奇数図柄リーチでも当たらない。
テンポが悪すぎる。
辛口まとめ
「使徒、再び」を85点とすると、本機は35点程度か。
役物にショボさを感じますが、なんとなく7作めの頃の「以前のエヴァっぽさ」を取り戻そうとした感があり、評価はできる。
しかし、多くのパチンコユーザが望むエヴァは、初代~4作「使徒、再び」なことに気付こう。
そして5作「最後のシ者」からかなり不満の声が上がりだしたことに気付こう(なんだチルドレンモードって)。
さらに6作「始まりの福音」で終わりが見えはじめ、エヴァ7で終わりに達したことに気付こう。
もっともっと原点回帰し、もっともっと要らない演出を排除していこう。
いま、目覚めの時って、自覚しているのであれば。