パチンコ新台レビュー。CR牙狼 闇を照らす者の評価・感想

元パチンコ店員のCR牙狼 闇を照らす者の辛口感想

CR牙狼闇を照らす者

サンセイR&Dの看板コンテンツ、牙狼シリーズの~金色になれ~が規制に合わせたスペックとなり、2016年10月にデビュー!
今回の牙狼 闇を照らす者は題材の番組と同タイトルなので、ネーミングのネタ切れでしょうかwww(そもそも、なんで「金色になれ」なんて付けたの?)
最近は色々な限界が見え隠れするCR牙狼の新スペック。

そんなCR牙狼の新台、「闇を照らす者」を辛口評価していきます。

設置台数が多いからといって面白い台とは限らないですからねっ!

なお、この新台に対して高評価のファンの方もいると思いますが、当ページの感想は僕個人のものですのであまり気にしないで下さい。

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~スペック面のチェック~

大当たり確率…1/319
高確時…1/154
ST突入率…51%
ST回数…161回
ST継続率…65%
時短…100回

~大当たりの内訳のチェック~

通常時
当たり種類電サポ割合
16R確変ST161回41%
15R確変ST161回10%
13R通常時短100回49%
右打ち時
当たり種類電サポ割合
16R確変ST161回100%

ST回数は、元となった「金色になれ」と同等ですが、高確が1/154という、もうね、当たらないでしょコレ。

「金色になれ」の1/109すら頻繁にスルーしていた訳ですよ。
1/154なんか無理ゲーでしょ。

「理論上は65%で継続する」「長い目で見れば連チャンする」とか、どうでも良い。
牙狼の魅力は、短時間での連チャンの実現だったはずだ。

電サポ中に止め打ちで玉を増やせるとか、救いにもならない。

規制の影響とはいえ、<牙狼=連チャン>、この既製イメージを現実にできなくなった段階でパチンコ牙狼はオワコンと化すのではないだろうか。

ここまでのスペックだけ見ると、期待値は相当低い。

第1印象:★☆☆☆☆

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~演出面のチェック~

個人的には「金色になれ」は全体的にそこまで嫌いではありませんでした。

んじゃ、「金色になれ」で知り尽くした演出面をYou Tubeで再確認です。

1:06…魔戒騎士3人共闘のわりに低い信頼度。上位リーチである雨宮SP「邪竜ザジリーチ」のせい。
パチンコファンは雨宮監督のファンてことはないよね?わざわざ雨宮SPなどというのを用意する必要あるのかな?
メーカーが監督をリスペクトするのは良いけど、ユーザに押し付けている気がしないでもない。

まずね、最近の台はホールの釘調整が最悪だということを前提にして毎変動の演出発生率を高めにしているけど、求められているのはそうじゃなくてね、あまり回らなくても楽しめるゲーム性というのを履き違えているんだよね。
空気な演出を毎変動見せられて、魅せられるとでも思っているのか?

「金色になれ」のリユース機(使い回し)ということで、大幅な演出変化はなさそう。

相変わらずアツイGARO保留、適度なリーチ発展率など、バランスは決して悪くない。
ただし、保留0や保留1のときの演出発生率が高すぎる。

最終評価:★★☆☆☆


ではここからは、軽く各演出の減点ポイントにふれていきます。

ホラーが保留にくっつく

アイデアは良いけど、このホラーを撃退できない確率が高すぎる。
倒しても弱変化ばかり、この保留変化に対する色々なバランスがおかしい。

魔導刻保留変化

通常時の大当たりは50回以上引いたが、赤い砂時計とか見たことない。
プレミア級に発生しない通常演出なら、時間と人手をかけて開発する必要ないだろう。
猛流も非力で、そもそも魔導刻に変化しない。

バケツリレー

保留入賞時の音がGARO保留に似ていてガッカリする。
演出成功しても大半は緑保留、ならイラネ。

擬似連時の牙狼の種類

擬似3突入でノーマル牙狼アクションだったときの絶望感。


辛口まとめ

「金色になれ」を60点とすると、本機は連チャン性の低さの影響で30点程度。

この「闇を照らすもの」の元となった「金色になれ」の方が面白いのは明白。
やっと引いた当たりがSTスルーでは、闇を照らすどころか遊技者の心の闇を深くする。
打っている人の顔がホラーですよ?

連チャンしない牙狼は、牙狼であって牙狼にあらず。
無理に規制に合わせたニセモノ牙狼を発表してしまう程、サンセイもいっぱいいっぱいなのだろうか。
2015規制で、パチンコに一大ブームを築いた牙狼にも終わりが見えたか。

サンセイR&Dさんも、次なるコンテンツを見つける時期が来たのではないだろうか。

次なるコンテンツを見つけても、CRプロジェクトTKのような、開発者出てこい的な新台なら意味はないが。

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