パチンコ新台レビュー。CRルパン三世～Lupin The End～の評価・感想

元パチンコ店員のCRルパン三世～Lupin The End～の辛口感想

満を持して（？）2016年10月に導入された平和の待望の（？）新台、CRルパン三世～Lupin The End～。
ルパンという人気コンテンツということもあり、僕の地元のホールを覗いてみたところ客付きは上々でした。
けど、コレ面白いの？と思う点が多々ありましたので、元パチンコ店員として・元パチンコユーザとして辛口評価をしていきたいと思います。

設置台数が多いからといって面白い台とは限らないですからねっ！

なお、この新台に対して高評価のファンの方もいると思いますが、当ページの感想は僕個人のものですのであまり気にしないで下さい。

まず、ひとことで本機を表現すると、ルパン三世～HEIWA The End～です。

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～スペック面のチェック～

大当たり確率…1/319
高確時…1/32
確変突入率＆継続率…65％
時短…100回

～大当たりの内訳のチェック～

確変中の確変継続の3回に2回は15R（2100玉）の計算なので、連チャンすれば出玉性能はソコソコありそう。
というより、出玉性能の悪い台なんて発売する価値もないでしょう。
ただしショボ連の場合、通常大当たり5R（700玉）が響いて寂しい出玉で終わることが確定的。

前々作である～消されたルパン～の後継機種にあたりますが、旧マックスタイプと比べて出玉面で劣るのは仕方なし。

そんな訳で、ここまでのスペックだけ見ると、大きな問題はなさそう。

第１印象：★★★☆☆

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～演出面のチェック～

「777.niffy」というサイトで、みんなの評価の平均★×１．５だった今回のルパンwww
んじゃ早速、低評価な演出面をYou Tubeで確認です。

まずね、最近の台はホールの釘調整が最悪だということを前提にして毎変動の演出発生率を高めにしているけど、求められているのはそうじゃなくてね、あまり回らなくても楽しめるゲーム性というのを履き違えているんだよね。
空気な演出を毎変動見せられて、魅せられるとでも思っているのか？

継続率65％が限界なら、確変をバトル演出にする必要は感じません。
弱いルパン一味を頻繁に見せつけられる原作ファン涙目。

ん～、勝ち動画で見てみても、個人的には面白いとはとても思えません。
正直、つまらないです。
～消されたルパン～が更にじれったく、ゴチャゴチャした印象です。
より無意味な演出が増えた～消されたルパン～と捉えるとちょうど良いです。

タイマーっていう演出は個人的には大好きなのですが、今作では青・赤・金と種類が多すぎますし、数も複数出てナンボみたいな、青タイマー１コだけじゃノーチャンスなのでしょう。
シリーズを重ねるごとに下がっていく信頼度…。

これで楽しめる人は人間の器が大きい！

最終評価：★☆☆☆☆

ではここからは、軽く各演出の減点ポイントにふれていきます。

台枠

前作～I'm a super hero～はハンドルのオモチャが付いていましたが、今回も1000円くらいで買えそうなオモチャが付いています。
パチンコ屋にお子様は、ほとんど居ないと思われます。

牙狼のギミックと比べると、どうしても安っぽい。

特殊ゾーン

この台、不二子ゾーンだのタイガーゾーンだのゴールドゾーンだのレッドゾーンだの、ゾーンが８つ程あるらしい。
ん？平和さんは、客が多種多様なゾーンを楽しみたいとでも思っているのかな？
あと、プレミア演出級に発生率が低い通常時演出なら初めから要りません。

キャラストック

ストックの意味を分かっているのだろうか？
該当保留でそのキャラに関する演出が発生するだけでしょ。
それはストックではなく、ただの先読みですよ？

保留変化

点滅・青・緑・赤・金・灼熱・タイプラ・カウントダウンとか、こんな沢山の保留変化に対してニーズはあるのでしょうか。
10種類以上あるでしょ。
メインは赤保留なのは明白ですが、赤以上に強そうな保留がある以上、青や緑止まりは…ほぼ空気なんでしょうね。

保留変化に対する演出もしつこすぎる。
～消されたルパン～以上にしつこい演出に対し、さほど上位保留へ変化しないという劣化っぷり。
左下のシャッターからキャラが出てくるためにガタガタしたり、何度もガタガタしてやっとキャラが出てきて保留を変化させたと思ったら青保留になる程度だったり、大きなカーテンで保留が隠されたかと思えば、カーテンが開いたら青保留だったとか、誰が得するのでしょうか。

BIG CHANCE

ビッグチャンス・大チャンスの意味を分かっていないメーカー。
ビッグチャンスという文字が出て弱リーチ終了って、嫌がらせ以外のなにものでもない。

僕の感覚ですが、チャンス＝信頼度15％、大チャンス＝信頼度30％、こういうバランスを望みます。

辛口まとめ

「消されたルパン」を50点とすると、本機は10点程度。

ノーヒットで300回転くらい回せば、この台のダメな部分を存分に味わえます。
疲れる、イライラする、無駄な演出、平和の台に対し客の心は平和ではない。

不二子ゾーンやタイプラなど従来の演出に加え、次回予告など丸パクリな演出の増加で、通常時の演出はアツイか寒いかの極端な二択になることが明白。
目玉だった不二子ゾーンも弱体化。
これでは会話予告などでの赤文字程度からの発展で当たりな訳がありません。
そのくせ赤文字で「大チャンス」とか煽るという、もうセンスの欠片もありません。

釘さえ良ければ楽しめると思いますが、保留１個か２個で遊ぶ現在のホール状況では楽しめるゲーム性ではないでしょう。

別動画で見ると、通常時は特殊演出に発展するかのような煽りが頻発、さすが平和さん。客の気持ちをもてあそぶ。

激しい音でノーチャンス、激しい光でノーチャンス、激しい役物動作でノーチャンス、これで喜ぶ人はいませんよ？

旧シリーズの～ルピナスタワーのダイヤを狙え～はすごく好きだったんですけどね…。

っていうか平和さん、ルパンというコンテンツに頼りすぎじゃないですか？
そして頼みの綱であるルパンで低評価をもらうって、先はありますか？

ルパン三世～Lupin The End～の通り、もうルパンの名を汚すのは終わりにしてください。
ジ・エンドはルパンではなく、平和さんのことになってしまいますよ？