暇な店は仕事は楽。でもリスクが大きい。

楽して稼ぎたいと多くの人が思います。
では、仮にパチンコ店で働くとしたら、忙しさとは無縁の暇なパチンコ店を選ぶべきか、といえば一概にはそうは言えません。
暇なお店のリスク、そのあたりについて説明していきます。
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例えばパチンコ店には、高時給でアルバイトしながら何かの資格をとるために勉強している人もいますし、大学生アルバイトもいます。
彼らは勉強のために体力は残しておきたいのが本音だと思います。
体力の温存は暇なお店なら可能です。仕事量が少なく、そのうえ高時給です。
これが暇なお店で働くメリットになります。
しかし、メリット以上にデメリットの方が大きいです。
アルバイトという立場上、出勤シフトは不安定だったり、思うように出勤できなかったり、というのは大前提です。しかし、稼働の高いお店なら常にアルバイトを必要とし、そうそうシフト削りされることは考えられません。
このシフトの不安定・シフト削りがホントにこわい。
僕がアルバイト勤務した暇なお店では、それまで約20万だったアルバイト収入が12万程度まで落ちたことがあります。
もっと深く言えば、シフトが不安定どころか、暇なお店はいつ潰れるか分からないのです。
年単位の長期で働くつもりなら、いつ潰れるか分からないお店で働く理由がありません。
また、暇なお店はやりがいが感じられず、「無益に時間を食いつぶす仕事」感が半端ではありませんでした。
暇な職場は退屈で時間が過ぎるのが遅いという意味でも、暇なパチンコ屋勤務はオススメしません。
以下の図は、稼働率(設置台数に対しての客付きの割合)がどのくらいだと忙しいか、またどんな稼働率のパチンコ店がオススメかを示したものです。
配置スタッフ数によって変わりますが、一つの目安にして下さい。
※例:設置台数300台の店でお客さんが30人なら稼働率は10%です。
稼働率 | 忙しさ | オススメ度 |
---|---|---|
10% | おやすみ | × |
30% | 暇やなぁ | △ |
50% | いい感じ | 〇 |
70% | 忙しい | ベスト |
90% | 常に本気 | 〇 |
これまで述べてきたように暇なお店はリスクが大きい・デメリットが大きいことは伝わったかと思います。
出勤シフトが減る、については正社員は関係ないように思われますが、そもそも大幅な人件費削減を会社が打ち出した段階で「会社としてヤバイのかな」と不安になることは間違いありません。
何より、将来的なことを考えればいつ潰れるか分からないお店で働くよりは、安定しているであろう繁盛店で働くべきなのは言うまでもありません。
ご存知かもしれませんが、2016年現在よりも何年も前から、パチンコ業界はそのものが不況な状態です。しかし稼働の高いお店は生き残ります。
もちろん、現在稼働の高いパチンコ店も数年後には暇なお店になっているかもしれません。
しかし、今すでに暇なお店が数年後に繁盛店になっている可能性は極めて低いです。
もし暇なパチンコ店で働くなら、短期間限定という自分の中でのルールを作ったほうがいいです。
暇なお店だからスタッフ間のコミュニケーションが良くとれるイメージはありますが、シフト削減・学ぶものがない・眠くなるなどの相当なリスクがあることも知っておくべきです。
しかしそれでも、手軽にサクっと稼ぐのならパチンコ屋勤務はオススメです。バイトor社員なら…個人的にはバイトを推します。社員は以前より給料が減額傾向なので。