パチンコ店員が台を開けている目的は?直後に出なくなったりする?真相解明!

店員は台を開けて何をやっているの?

パチンコ店は怪しい

パチンコ店のお客さんなら誰もが気になる「実際のところどうなの?」について、5店舗で働いた経験を活かして解説していきます。
今回のテーマは営業中にパチンコ店員が台を開けて何かやっている件についてです。

出さないようにしているんじゃないか」と考えている人も多いでしょう。
空き台を開けたり、稼働している台を開けたり、何かと怪しいパチンコ店員。
彼らが台を開けて何をやっているのかを説明します。

パチンコ店員が台を開けるときというのは99%、何かしらエラーやデータに異常がみられた場合です。
考えられる事態をひとつひとつ挙げていきます。

空き台での玉づまり

最後に打っていたお客さんが、台が玉づまりを起こしているのに気づかずにやめていくパターンは多いです。
言い換えれば、お客さんが打っていたときに気付けなかった店員のミスです。

反対側からトラブルを直している

稼働中の台で玉づまりなどのエラーが発生しても、島の幅がせまければ反対側から直せることがあります。
エラー台の裏側から直してしまおうというわけです。

紙幣づまり

サンドに投入したお金が島の中の搬送通路を通って島の端っこにある金庫に送られる店が多いです。
お札を投入した台のサンドで紙幣が詰まることもありますが、同じように紙幣が金庫へ移動する途中で投入した台と関係ないところで詰まることがあるのです。

データ異常

パチンコ台の裏には何種類もの配線やコード類がつながっています。
台が出力するデータをホールコンやデータランプにあげるための配線や、サンドの配線、電源コードなど、その他にも色々あります。
その中で、よく自然と抜けてしまうのがデータ配線です。

データ配線が抜けてしまっても、お客さん目線では遊技自体には影響はありません。データランプの数字がカウントされなくなるだけです。

しかしパチンコ店目線だと大問題です。本来ありえない数字がホールコンにあがってしまうのです。
例えば、パチンコの通常時の出玉率は20%前後が多いと思いますが、もし「電サポ中であることを知らせる配線」が抜けてしまうと、通常時のデータが80%~90%としてあがってしまうのです。つまり、ホールコンはその台が電サポ中であっても電サポ中であることに気づけません。
そんな通常時の異常なデータを見つければ、「ゴトかよ」的な感じで店員が駆けつけるわけです。

アウトボックス詰まり

データ異常の原因のひとつでもありますが、アウト玉に関するトラブルは非常に多いです。
アウトというのはお客さんが打ち込んだ玉のことを言います。

アウトのカウントはパチンコ台ではなく、島の中の設備であるアウトボックス(弁当箱)という箱型の入れ物により計数されています。

パチンコ台の裏側の下部に穴があり、お客さんが打った玉はそこからポロポロ落ちてきます。それを拾うのがアウトボックスです。

そのアウトボックスの中が詰まっていたり、そもそもアウトボックスの位置がずれていたりすると玉を拾いきれなくなり、正確なデータがとれなくなります。

最新台や移動された台のアウトボックスでは、このようなトラブルが起こりがちです。

ここまで説明したように、パチンコ店員が「当たりを出なくしている」わけではないのが分かると思います。なにより、パチンコ台にそんなスイッチはついていないので安心してください。

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