事務所のホールコンって何ができるの？当たりの操作？
パチンコ店のお客さんなら誰もが気になる「実際のところどうなの？」について、５店舗で働いた経験を活かして解説していきます。
今回のテーマはパチンコ店の事務所にあるホールコン（ホールコンピュータ）についてです。
「事務所で当たりを操作しているんじゃないか」と考えている人も多いため、ホールコンとは何か、そして正常なホールコンの役割などを説明していきます。
このページでは健全なホールコンについて説明しますが、NGなホールコンについて知りたい場合は、パチンコ店は遠隔なのか？や、パチンコで勝つ方法をマスター!!の遠隔操作についてをご覧下さい。
フルネーム：ホールコンピュータ（ホールコントロールじゃないし、ホールコントローラーでもないです）
ホールコン設置のお店の見分け方：ってか多分全国ほとんどの店
ホールコンの役割：収集したデータの表示。そのデータから不正を発見したり、釘や設定の方向性を決めたり。
出玉操作はできるか？：３店舗でホールコンいじくり回した結果、できないと断言。
普通のホールコンでは出玉操作はできない。
あと僕は、お客さんのヒキ・台の確率以外は違法って認識をもっています。
出玉操作はバレたらとんでもない営業損失を生みます。だから、ほとんどのパチンコ店は出玉操作なんかしません。するまでもなく、釘は悪いし設定は低いですよね。
稼働が高い時間帯なら、釘や設定が悪くても出ているように見えるから、それだけで出玉アピールになりますよね。
確かにパチンコ屋の事務所には、ホールコンをはじめ、たくさんのモニターや、周辺機器がいくつもあります。
（モニターに関して目的を知りたい場合は事務所のモニターをご覧下さい。）
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ホールコンにあがってきたデータは、不正の発見や今後の釘調整などに役立ちます。
ちなみに、ダイコクっていうところのホールコンのデータ表示はこんなイメージです。
「アウト」とか「セーフ」とかっていう項目は、ダイコクのホールコンでは画像のとおりの単語表現で使われています。
その他にもたくさんの項目があり、画像にはない「TS」「S1」なんて項目を、例えば「アウト」の代わりに「アウト」の列に表示させることができます。
ところで、お客さんが興味津津のホールコンは、ほとんど放置の状態で１日は終了します。
営業中は、不正を発見するために定期的にホールコンをチェックすることはありますが、それ以外は完全ノータッチと思ってもらって構いません。
ホールコンもコンピュータですから、パスワード設定によって幹部にしか公開しない部分などの振り分けは可能です。
しかしそれでも、そもそも放置されがちなホールコンですから、ホールコンで当たりを操作している、というのは大きな誤解と言えます。
繰り返しですが、遊技台の大当たり確率と、お客さんのヒキ。これ以外の要素で大当たりが発生することを僕は「違法」と認識しています。
重大な違法行為が発覚したときのダメージ（店舗や会社のイメージダウン・営業停止・店長クラスのたいーほ）を考えれば、そんな危ない橋を渡るお店は少ないんじゃないか、と思います。
まぁ、何かをポチッとやって個別に当たりを引かせてバレた店舗もあるのは事実です。
だからといって、こんなパチンコ店が多数派か、少数派かと言えば、少数派であることは断言できます。それはつまり、ポチッと操作できるホールコンが少数派という意味でもあります。
パチンコ屋さんて、変な出方をすることが多い…。僕もそう感じます。
台の大当たり確率とお客さんのヒキ以外に、何かしらが働いている気がするのは否定しません。
しかしホールコンはほとんどのお店にあるコンピュータで、データ収集とチェックが目的であるのは間違いありません。下級正社員ながら、勤務した５店舗中３店舗でホールコンに触っていた僕の結論です。
あくまで、通常のホールコンなら、の話ですがね…。
NGなホールコンについては、パチンコ店は遠隔なのか？や、パチンコで勝つ方法をマスター!!の遠隔操作についてをご覧下さい。
